リハウスリーグ戦に引き続き、5・6年生練習試合を行いました。
リハウスリーグ戦が終了し、5・6年生の次なる目標になるであろう、年度末のカイザー杯、ライオンズ杯に向けて、更なるレベルアップを目指して取り組みました。
今日に関しては、普段の3・3・1のシステムから、2・4・1のシステムに移行しました。
狙いとしては、3・3・1というシステムは、どちらかというと、各選手の個人勝負的な要因が大きいのに対して、2・4・1のシステムを採用することで、よりチーム単位でのポゼッションとパスによる打開を図ることでした。
現状のチーム力、あるいは個人力を向上させるには、より難しい課題に取り組む事が必要です。
なので、今日は勝敗という要素を抜きにして、テーマの遂行を徹底させました。
もちろん、本番では慣れた3・3・1で臨む可能性はありますが、2・4・1のシステムから学べる事は多く、どのようなシステムで臨むにしても、必ず活きてくるはずです。
結果としては、やはり、いきなり上手く行くほど、サッカーは簡単ではないし、まだまだ技術的、戦術的課題はあるなと感じました。
明日も練習試合があるので、引き続き同じテーマで、選手に考えさせながら実践していきたいと思います。
以下に、2・4・1のシステムにおける重要点をまとめておくので、復習に利用して下さい。
オフェンス
・ボールを保持しているときは、2バックが両サイドに開き、擬似サイドバックとなり、GKを含めた3バックのような形を構成する。
・比較的中央に選手が多くいるシステムなので、特に中盤の選手は相手の間(スペース)でボールを受ける。
・FWの選手は、無理に前を向くよりは、しっかりと収めて前向きの選手を使った方が、攻撃の厚みが増す。
ディフェンス
・サイドハーフは相手のサイドハーフをマークする事を基本とし、4バックに近い形を目指す。
・2バックの選手は、オフェンスではサイドに開くが、ディフェンス時は2人の距離感を縮めて、可能であればどちらかがチャレンジ、どちらかがカバーの関係を作れるようにする。
・FWは闇雲に追うのではなく、どちらかを切りながらコースを限定するなどの工夫をして、チーム全体の守備の負担を減らす。
このシステムは、特にサイドハーフの運動量が大切なので、サイドハーフで起用された選手は、よりシステムを理解して臨みましょう。
今井